セキュリティ対策ツールにおけるINASOFTソフトウェアの誤警告に関して

概要

セキュリティ対策ツールにおけるINASOFTソフトウェアの判定に関して、ソフトウェア製作者様、およびお客様にご迷惑をおかけしたことを、お詫び申し上げます。
「ListView to CSV」の誤警告に関して
[事象]
次のINASOFTソフトウェアのファイルに対して、セキュリティ対策ツールから 誤警告が発生し、ファイルを誤って削除しておりました。

  1. ソフトウェア:「ListView to CSV」ver.2.26.03
    ファイル名: LV2CSV.EXE
    検出名: HEU_AEGISCS230

本事象を調査したところ、セキュリティ対策ツールのプログラム判定処理に 誤動作があることを確認いたしました。
したがって、本件は「ListView to CSV」のプログラムとしての動作に 不正な点があることを示すものではありません。

[対策]
「ListView to CSV」の誤警告に関しましては、2020年6月に弊社ホワイトリストへの登録により誤警告の一次対応を完了しています。
セキュリティ対策ツールでは、ホワイトリスト登録状況を反映するために、「ソフトウェア安全性評価サービス」設定を有効にする必要があります。
設定方法につきましては、次の製品Q&Aをご参照ください。


「コピペテキスト修飾除去」の誤警告に関して
[事象]
次のINASOFTソフトウェアのファイルに対して、セキュリティ対策ツールから誤警告が発生し、ファイルを誤って削除しておりました。

  1. ソフトウェア:「コピペテキスト修飾除去」ver.1.56.01 (x64)
    ファイル名: DelAttr.exe
    検出名: TROJ_GEN.R002C0WF220

  2. ソフトウェア:「コピペテキスト修飾除去」ver.1.56.04 (x86)
    ファイル名: DelAttr.exe
    検出名: TROJ_GEN.R011C0WF720

本事象はジェネリック検出によるものであり、上記の検出名はファイルの特徴やプログラム中のコードが不正プログラムで利用されるコードと類似している際に付与されます。
しかし、そうしたジェネリック検出の特性から、正規のファイルでも弊社が作成したパターンファイルと偶然マッチングしてしまい誤警告が発生する場合があるため、実際に不正かどうかは該当ファイル全体を解析して判断する必要があります。

上記の「コピペテキスト修飾除去」につきましてはジェネリック検出での偶然のマッチングにあたるものであり、トレンドマイクロ社にて該当ファイルを解析した結果でも、ファイルに不正な点は無く、安全であることを確認しております。

[対策]
「コピペテキスト修飾除去」の誤警告に関しましては、2020年6月に誤警告が発生しないよう既にパターンファイルの更新および配信をしています。

最新のパターンファイルは、セキュリティ対策ツールの自動アップデート機能、または手動アップデートを実行することで適用されます。
手動アップデートの方法については、次の製品Q&Aをご参照ください。


■弊社の対応に関して
弊社製品をご利用のお客様が快適にパソコンをご利用頂くために、技術面、運用面、あらゆる角度で改善を行なっております。

また、製品の誤動作につきましては、現在各バージョンの修正に取り組んでいます。
修正が完了次第、お知らせいたします。

誤警告に関する詳細、ファイルが削除された際の復元方法につきましては、以下トレンドマイクロ社ホームページをご確認ください。

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