Windows 10 Fall Creators Update ( RS3 ) へアップデートできない場合の修正モジュールにおける脆弱性について

概要

NTT西日本が2018年10月9日までホームページ上で提供しておりました、Windows10 Fall Creators Update ( RS3 ) へアップデートができない場合の修正モジュールには、 実行時において意図しない DLL を読み込んでしまう脆弱性が存在することが判明しました。
本モジュールは Microsoft 社が2017年10月17日より提供を開始した Windows 10 Fall Creators Update ( RS3 ) へアップデートする際に、 当時のセキュリティ対策ツールや一定の環境設定が原因でアップデートできない場合に適用する個別モジュールとして提供していたものです。
現在提供されている最新のセキュリティ対策ツール及び Windows Update 環境では問題なくアップデートすることが可能であるため、本モジュールの公開は2018年10月9日をもって停止させていただきました。

本脆弱性は、実行時にのみ脆弱性が存在することから、実行済の環境においては問題は発生しません。
既にパソコンに保存されている修正モジュールは実行せずに、確実に削除してください。
また、新たに実行しないでください。

脆弱性により想定される脅威

悪意ある第三者によって、意図する場所に細工された DLL ファイルを何らかの方法で配置されている場合、当該ソフトウェアのインストール時に、任意のコードを実行される可能性があります。

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