セキュリティ対策ツール for Android 制限事項

概要

主な制限事項について記載します。
セキュリティ対策ツール for Android の制限事項は以下の通りです。
※ 既知の制限事項は、2022年7月現在のものです。弊社製品の改良などの理由により予告なく変更される場合があります。

対象

対象製品:
対象サービス:

制限事項

ご利用のセキュリティ対策ツール for Android のバージョンを選択してください。
セキュリティ対策ツール for Android ( Ver. 9.0・Ver. 10.0 )
  1. セキュリティ対策ツール for Android の最後の認証から14日以上経過した場合、セキュリティ対策ツール for Android にて認証を行っていただくように通知します。 その後、最後の認証から32日以上経過した場合、セキュリティ対策ツール for Android の機能を利用停止させる可能性があります。
    ( その場合、「 フレッツ 光ネクスト 」、「 フレッツ 光ライト 」、「 光コラボレーション事業者が提供する FTTH アクセスサービス 」 に接続し、再度メイン画面を起動後、アップデートを実行することで利用可能となります。)
  2. Android 端末のブラウザで JavaScript が無効にされている場合、「 戻る 」 ボタンを使用してブロックされた Web サイトを表示することはできません。 セキュリティ対策ツール for Android が安全でない Web サイトを検出しブロックするには、JavaScript が必要です。 Android 端末でブラウザを使用する際には、JavaScript を有効にしてください。
  3. Android OS のバージョンアップ後にセキュリティ対策ツール for Android の再インストールが必要となる場合があります。
  4. セキュリティ対策ツール for Android は Web ブラウザのキャッシュをクリアすることはありません。
    有害サイト規制または Web レピュテーション、またはその両方を有効にしても、それ以前に表示した Web ページにはアクセスできることがあります。
  5. Android 5.0 以降では、Android の権限に対する制限により、「 電話専用モード 」 は動作いたしません。
  6. ウルトラ省電力モードを有効にしていると、セキュリティ対策ツール for Android が正常に動作しないことがあります。
  7. 端末の最適化で電話専用モードを有効にしたままシリアルを無効 ( 解約 ) にした場合、設定画面に遷移できないため電話専用モードを無効化することができなくなります。 ※ Android OS のシステム設定から Wi-Fi やモバイルデータを有効化させることは可能です。
  8. 安全でない Wi-Fi に接続した状態で、セキュリティ対策ツール for Android をインストールした場合、Wi-Fi チェックのオンオフを切り替えるか、その Wi-Fi へ再接続するまで検出されません。
  9. ボタンやチェックボックスを素早く2回タップした場合、アクティビティやダイアログが二重に立ちあがります。
  10. 文字サイズを大以上に設定した場合、文言が見切れる場合があります。
  11. すべての機能を有効化すると、その後何かの機能を無効化しても、メイン UI 最下部の文言が表示されない場合があります。
  12. 「 安全でない Wi-Fi への接続 」 の警告ダイアログを素早くキャンセルすると、ダイアログが再度表示されることがあります。
  13. LINE のトーク一覧を開いたまま、LINE で危険な URL を受信した場合、警告ダイアログは表示されません。
  14. Android OS で「 他のアプリに重ねて描画 」を不可に設定した場合、「 アプリ使用制限 」のアイコン表示が「 」ではなく「 」と表示される場合があります。 また、警告ポップアップが表示されない場合もあります。
  15. アプリの制限機能によってアプリをロックしている最中に、マルチウィンドウを開始して他のアプリを起動すると、一時的にロックが解除されロック中だったアプリが見えます。
    ( ロックすべきアプリにフォーカスが当たると、再びロック画面が表示されます。 )
  16. アプリの制限機能によってアプリをロックしている最中に、端末の電源ボタンを短い間隔で2回押すと、一瞬の間で画面の消灯・点灯が発生することになり、ロック画面が外れます。 ( 機種依存 )
  17. 不正アプリスキャンもしくはアプリ制限チェックのスキャン結果を表示中に、SD カード内のファイルがリストに存在するとき、 その状態で SD カードをアンマウントしてから、ファイル削除ボタンを押すと、SD カードのパーミッションを取得する UI を表示してしまいます。
  18. Android OS 4.4 において、SD カード内のアプリ検出画面で削除ボタンを押下しても、検出したアプリを削除できません。 ( 削除できない旨のメッセージを表示します。)
  19. 「 おすすめアプリ 」 を Google Play アプリで開く際、一部端末にて検索結果を表示できない場合があります。
    ※ 本件は Google Play アプリの更新を行うと改善する場合があります。
  20. 初回スキャン時に表示される権限許可を求める画面にて、権限を付与した後でも反映されていない場合があります。
  21. シリアル無効状態でスキャンを行った際、「 お待ちください 」 とダイアログが表示されダイアログが閉じなくなる場合があります。
  22. Android 端末側の制限により、「 セーフインストール機能 」 が正常に動作しない可能性があります。
  23. 「 セーフインストール機能 」 を利用するためには、アプリをインストールする際にインストーラーの設定の変更が必要です。
    下記の各機種に関する操作方法の確認は、提供元メーカー様にご確認ください。
    また下記以外のデバイスでも、アプリインストール時にインストーラーの変更ができない場合は、ご利用いただくことができません。
    ※ 同機能が正常動作しない可能性があるデバイス名
    • P8 lite ( ALE-L02 )
    • P9 LITE ( VNS-L22 )
    • LUMIERE 503HW ( 503HW )
    • MediaPad ( BGO-DL09 )
    • Honor 6 Plus ( PE-TL10 )
    • Huawei P9 ( EVA-L09 )
    • dtab Compact ( D02H )
    • Honor 8 ( FRD-L02 )
  24. Android OS 7.0 以降において、保護者による使用制限設定画面でバックキーを長押しすると、メイン UI が表示されますがタップイベントが保護者による使用制限画面上のイベントとして扱われます。
  25. Android OS 8.0 において、デバイススキャン結果などから 「 他のアプリの上に重ねて表示 」 の権限設定画面を開いた場合、「 [ セキュリティ対策ツール ] をON にします 」というトーストの表示時間が短くなります。
  26. Android OS 8.0 において、デバイススキャン結果などから 「 他のアプリの上に重ねて表示 」 の権限設定画面を開き該当の設定を有効化した場合、設定画面は自動で閉じられません。
  27. Android OS 8.0 以降では、アプリの管理画面で、インストールされているアプリの使用メモリサイズが正しく表示されない場合があります。
  28. Android OS 8.0 以降では、Android のバックグラウンドでの動作に対する制限により、「 ステータスバーにアイコンを表示 」 が強制的に 「 ON 」 に設定され、「 OFF 」 に変更できません。
  29. Android OS 8.1 において、位置情報権限が未許可もしくは位置情報モードが 「 OFF 」 の場合、非暗号化 Wi-Fi アクセスポイントに接続して表示される警告ダイアログでアクセスポイントを承認しても、 正しい BSSID 及び SSID が取得できず、承認リストが正しく更新されません。
  30. 新たに画面を開くボタンやリスト項目などを素早く連続でタップした場合、同一画面が複数起動することがあります。
  31. Android OS 8.0 / 8.1で、『 「 セキュリティ対策ツール 」 がバックグラウンドで実行中です 』 の通知が Android システムから表示されます。
  32. Android OS 4.x で VPN による Web 脅威の保護を利用し閲覧している HTTPS サイトをブロックした場合、通知欄にブロックされた旨が表示されません。
  33. VPN による Web 脅威の保護で、一部ブラウザやアプリでブロックができません。通信容量削減機能やプライバシー保護機能があるブラウザでのブロックで発生する可能性があります。
  34. Android OS の問題により、VPN による Web 脅威の保護が正常に動作しない機種があります。
    ご利用の端末が以下のいずれかに当てはまる場合、ダウンロードブロックは対応していません。
    ※ リアルタイムスキャンにて不正アプリをスキャンするため、セキュリティが低下することはありません。
    ※ 同機能が正常に動作しないデバイス名
    • Kyocera Digno Dual
    • Kyocera DIGNO M
    • Kyocera DIGNO S ( KYOCERA-KYL21 )
    • Kyocera URBANO L02
    • ASUS Fonepad ME371MG
    • Sony Xperia E1
    • ST26i Xperia J
    • HTC J One
    • Samsung GALAXY Note 3
  35. Android Go Editionは、通常のAndroid OSとは異なる仕組みを持ったOSです。このセキュリティ対策ツールfor Androidが正常に動作しないことを確認しています。また、「Android Go Edition」はセキュリティ対策ツールfor Androidの動作保証対象外です。端末の設定から、Android Go Editionを搭載しているかの確認ができない場合があります。そのため、本情報を確認する際は各端末の製造メーカーへお問い合わせください。
  36. SHARPAQUOS PADにて、VPNによるWeb脅威対策のブロックができない場合があります。
  37. 富士通ARROWS NXにて、gmailの本文中にある不正なサイトをブロックできずに表示してしまう場合があります。
  38. GooglePixel 3にて端末の通知設定を有効にしていても端末の日時を任意に変更した場合、セキュリティレポートが2週間毎に表示する通知を表示できない場合があります。
  39. Android10端末でセキュリティレポートからWi-Fi接続の安全性チェックを有効化する際、アプリの権限が不足している場合はその設定を促すダイアログを表示しますが、機能の有効化を促すダイアログを表示することがあります。
  40. 決済保護モードの対象アプリ追加画面で、アプリの選択中に表示するはずの画面右上の「」ボタンが当画面の初期表示時に現れることがあります。
  41. OSのバージョンが4.2以下の場合、OS仕様の制限上プリインストールスキャン機能がうまくいかない場合があります。
  42. アプリの安全性チェックで不正なアプリを検知後、対処せずアプリをバージョンアップした場合、アプリの安全性チェックに表示している検知結果が引き継がれません。
  43. セキュリティ対策ツール for Android Ver.7.0からVer.9.0へアップデートした場合、一部レポート表記が正しく表示されません。これは、Ver.7.0とVer.9.0でデータベースの仕様が異なるためです。
    ※ Ver.8.0からVer.9.0へアップデートした場合は、発生いたしません。
  44. セキュリティ対策ツール for Android Ver.8.0からVer.9.0へアップデートした際に、Ver.8.0利用時に保護者による使用制限機能がOFFとしていた場合もVer.9.0ではONとなります。そのため、OFFとして利用される場合は、お客様による変更が必要です。
  45. Web脅威対策の動作にて、URLのHTTP/HTTPSが表示されないことがあります。
  46. Android11端末を強制終了した場合、次回起動時にセキュリティ対策ツール for Android が誤動作しているとシステム側から警告が表示されます。この状況は、端末を再起動し権限を再設定することで改善します。(これは、OS側の挙動によるものであるため、セキュリティ対策ツール側での修正は行うことができません。)
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