ランサムウェアとは、感染したパソコンをロックしたり、ファイルを暗号化したりすることによって使用不能にしたのち、元に戻すことと引き換えに 「 身代金 」 を要求する不正プログラムです。
身代金要求型不正プログラムとも呼ばれます。
ヒント
ランサムウェアの 「 ランサム ( ransom ) 」 とは 「 身代金 」 という意味です。
感染すると端末の操作やファイルの参照をできなくすることで、これらを人質にとり、元に戻すパスワードが欲しければお金 ( 身代金 ) を払うようにとの脅迫メッセージを表示します。
最新のセキュリティ対策ツールの導入
最新のセキュリティ対策ツールを導入することにより次の機能が有効になります。
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リアルタイムスキャン
ランサムウェア本体を検出する。
また不正プログラムの行う不審な活動を警告、ブロックする。
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Web 脅威対策
外部不正サイトへのアクセスをブロックすることにより、ランサムウェアや他の不正プログラムの侵入、認証情報の送信などを防ぐ。
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迷惑メール対策
添付ファイルへのウイルス検出とスパム対策機能により、電子メール経由での不正プログラム侵入を防ぐ。
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脆弱性のアップデート
不正プログラム侵入時に脆弱性への攻撃が利用される事例が多いため、OS や使用しているソフトの脆弱性をアップデートする。
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フォルダシールド
あらかじめ選択したフォルダ内のファイルをランサムウェアから保護します。
利用プログラムを最新の状態に保つ
ランサムウェアの感染の多くはご利用端末の脆弱性を利用されます。
下記のようなプログラムをご利用の場合は、必ず最新の情報へ定期的に更新を行ってください。
- Windows Update
- Adobe 関連
- Java 関連
- セキュリティソフトのパターン
身に覚えのないメールについて、添付ファイルを含め、展開を行わない
現在確認されているランサムウェアの多くはスパムメールの添付ファイルとして送られてきます。
身に覚えのないメールや添付ファイルは開かないことをお勧めします。
重要なファイルは定期的にバックアップする
ランサムウェアに感染し、ファイルが暗号化された場合、元に戻すことは困難です。
その為、重要なファイルは定期的にバックアップすることをお勧めします。